作業員って朝が早く、残業も多そう。というイメージを抱いている方!
実際はそんなことありませんよ!
現場によって多少の前後はありますが、基本的には日々同じ動きをします。
そこで、今回のコラムは弊社作業員の1日の流れについて紹介します。
作業員の勤務時間は?
弊社HPの募集要項にも明記の通り、基本的な勤務時間は8時~17時になっています。日勤で上記時間帯がベースとなっている、その理由として、実際の道路工事においては道路使用許可というものが必要であり、その許可時間が9時~17時と定められることが大半になっているからです。
この許可時間は、現場の安全上の問題や近隣住民への振動騒音問題などの理由を元に定められています。ただ単に工事すればいい。というわけではなく、やはり現場周辺の方々のご迷惑にならないように最大限の配慮を施し、現場を動かしています。そのため、夕方以降に作業をすることは避けるべき事項になります。
イメージされている時間帯とは異なりましたか?意外と一般的なサラリーマンと大差のない勤務時間になっています。
ただ、例外があるのも確かです。皆さんも夜間の道路工事を見かけることはありますよね?請け負った工事の現場次第では、その道路の交通量や運行時間、周辺の会社の営業時間等の兼ね合いにより夜間作業を行うことがあります。幹線道路などでは交通量も多く、夜間作業を行うことは利用者の不便を最大限軽減するという理由もあります。これもまた道路使用許可によるので、許可に沿った時間帯での作業となります。夜間作業における許可時間は概ね22時~6時になっています。
作業員の1日の流れは?
向かう現場によってその日の作業内容自体は多岐に渡りますが、タイムテーブルは基本的に日々変わりありません。そこで作業員の1日の流れを解説します。
●8:00 会社事務所へ出勤
事務所に作業班全員が揃ったら、社用車(道具車・ダンプ等)に分かれ、目的
地への到着時間を逆算して事務所を出発します。
●8:50 現場へ到着
現場によりますが、基本的には9時までに到着し、作業ができる準備をしま
す。併せて、朝礼を行い、その日の作業内容や安全注意事項の確認をします。
●9:00 作業開始
作業を開始します。水分補給やトイレは適宜必要に応じて各自で行います。
特に夏場は熱中症に気を付けるよう注意を促します。
●10:30 休憩
全体で作業を中断し、水分補給を中心に15分程度しっかりと体を休ませま
す。
●12:00 お昼休憩
1時間の昼休憩では、持参した弁当を食べる者も居れば、コンビニで買う者、
近くの食事ができるお店へ行く者などそれぞれです。余った時間は、午後の
作業に備え、仮眠を取ったり各々の調整を行います。
●13:00 作業再開
午後の作業を開始します。ここからは1日の中でも最も暑い時間帯になる上
に、昼食摂取後の影響から眠気があると、集中力や判断力の低下を招く恐れが
あるため、作業員全員で声かけし、コミュニケーションをより一層取るように
促し、安全作業に努めます。
●15:00 休憩
午前の小休憩同様に、全体で作業を中断し、水分補給等を行います。
●16:00 片付け・撤収
現場の片付けを行い、作業箇所を最大限開放できるようにし、事務所へ戻りま
す。
●17:00 終礼・退勤
事務所へ到着次第、次の日の準備や作業内容の確認、その日の進捗の確認など
を行い、退勤します。
作業員は1日の大半を屋外で過ごし、体を動かしているため、体力の消耗も激しく、疲労も溜まりやすいことだと全員がわかっています。よって、ただ長く作業を行えばいいというような発想はありません。しっかりと休憩と休息・休養を取り、回復に努めながら作業を行うことが必須です。特に、夏の暑い時期の体力消耗は著しいため、上記のタイムテーブル以上の小休憩を挟むようにするなど、安全への配慮は欠かしません。
日中は安全に配慮ししっかりと働き、夜はゆっくり過ごし、しっかりと休む。オンとオフをはっきりとつけることでプライベートの充実も図っています。
作業員の休日は?
弊社作業員は基本的には週休2日制を採用しています。一般的な休日(土・日・祝)に作業を行うことは、許可時間と同様に、周辺住民への迷惑になるため、休日も合わせることが多くあります。また、万が一にも現場で怪我をしてしまった際に、大半の病院が外来を受け付けていないため、そのあたりのリスクも伴うことから休日作業は基本的に行いません。
しかし、カレンダー通りの休日を取ることが絶対ではありません。屋外作業が大半を占めているため、作業日程・作業工程は天候に大きく左右されます。よって、雨天により数日現場が止まったりした場合には、雨天時の平日に休みを設け、休日に作業を行うことも例外的にあることも確かです。他にも、年末・年度末は発注先の都合上、仕事が立て込むことが多いため、スケジュール調整と発注者の要望に沿うためにも、中には休日出勤もあります。
完全に土日祝が休みと謳うことは簡単ですが、実際はそうではないこともあります。また、社員によっては土日出勤は休日手当がつくため、より多く稼ぎたいという思いから、仕事をしたいという要望もあり、あえて休日の仕事を請け負うこともあります。
ここでは弊社のリアルを解説しました。
休日の過ごし方は?
弊社には休日を利用しての社内行事は特にありません。年に1~2度開催するBBQ大会、隔年開催の社員旅行についても勤務日で催しているため、社員のプライベートな時間はしっかりと確保しています。
社員によって休日の使い方はそれぞれです。
ゆっくり休む者も居れば、趣味のスポーツや釣りや旅行など各々で心身ともにリフレッシュできるようにしています。雨天時に平日が休みになったときには、普段の休日なら混雑していてなかなか行けずに敬遠していた場所に足を伸ばしたりしている社員も居ます。
以上が今回のコラム記事になります。その他疑問や問い合わせについては随時受け付けております。また、社員募集も随時行っていますので、ご興味のある方は弊社HPの募集要項をご覧頂きお問い合わせお願いします。